作家在廊:3(土)

コアラー星人、ギョロペシ、パブリシャスにオバケ戦車…UV、ウレタンレジンなど近所で入手可能かつ安価な素材と道具を使い、大人の頭脳と子どもゴコロで製造された複製可能な手工業的おもちゃ。
ユメ〜〜〜 ⭐️🌕☀️🌈✨
ェリービーンのような色とりどりの粒粒・キラキラは子どもの頃に降ってきた夢そのもの。それは体に悪そうで美味しそうな魔の魅力。キン消しや20円ガチャに閉じ込められた小さな玩具など、かつて駄菓子屋で大量生産・大量販売され、ザツだったりパクリだからこそ自由奔放でユメいっぱいだった駄玩具をルーツに、FAT TOYが自ら再生産した作品です。版権という概念を無視した駄玩具を更なるパクリで超えてTOKIMEKIをこの手に再び。幼い頃に抱いた憧れの記憶を紐とき、大人になってしまったことを少しリグレットしながらユメをここに販売します。
今回は古物商のオカモトマナブさんにFAT TOYの展示装置をつくっていただきます。素材はちょっと古い日本の照明器具が中心。余計なものを剥いだり、パーツとパーツを組み合わせて構成する新しい照明のかたちは玩具、ロボを思わせます。FAT氏によるとロボットアニメの世界で描かれる熱い友情も制作のテーマになっているとか。とことん遊ぶ大人の無法地帯・遊園地をここにつくり、合体して欲しいと思います。
略歴)
FAT
FAT TOY主催者。
1978生まれ。NYハンターカレッジにて油絵専攻BFA取得。 現在は鍼灸院を営む傍ら普無の彼岸を超え自律に則った幸せの形を追求 、制作する。
オカモトマナブ(Manabu OKAMOTO)
1978年 滋賀県甲賀郡士山町に双子の次男として生まれる。
2010年 一般企業を退職。
同年『rust +antiques』の屋号で古物商としての活動を開始。
国内の様々なイベントに参加。多くの古物商と交流を持つ。
2020年 滋賀県大津市にて骨董店『古物 至る』を開業。
2024年 オカモトマナブ名義で照明に特化した活動を開始。
日々、〝新たな骨董〟及び〝物の価値〟を模索。