1月4日(土)ー14日(火) 植田楽(終了)
3月22日(土)ー4月1日(火) moshimoshi
4月12日(土)ー22日(火) iroiro
5月3日(土)ー13日(火) FAT TOY + オカモトマナブ
6月7日(土)ー17日(火) 小松未季
展示の規模は大小いろいろです。
予定は変更になる可能性があります。事前にweb site、SNSをご確認のうえご来店いただきますようお願い致します。
展示会の詳細はこちらのHPで随時ご案内しております。
1月4日(土)ー14日(火) 植田楽(終了)
3月22日(土)ー4月1日(火) moshimoshi
4月12日(土)ー22日(火) iroiro
5月3日(土)ー13日(火) FAT TOY + オカモトマナブ
6月7日(土)ー17日(火) 小松未季
展示の規模は大小いろいろです。
予定は変更になる可能性があります。事前にweb site、SNSをご確認のうえご来店いただきますようお願い致します。
展示会の詳細はこちらのHPで随時ご案内しております。
今年もiroiroの販売をさせていただきます。タイで見つけた素材で現地の職人が仕立てた洋服が中心です。相変わらず制服かのように着倒しているシルク、高密度コットン、カシミヤウールなどの洋服、デザイナーの小阪靖子さんがタイに滞在しながら制作する期間中に見つけられた雑貨なども並びます。
去年2月にタイ・チェンマイで小阪さんと合流しました。図らずも20数年前に訪れたチェンマイも同じく2月でしたが、この時期特有の気候や光をよく思い出しています。日差しが強くなる日中は汗をかきながらフルーツや水分をたくさん摂り、肌寒くなる朝晩はノースリーブの上からシルクのロングコートを着てうろうろ動き回っていました。素肌に触れる優しく暖かいシルクの感触とともに記憶が蘇ってきます。滞在中に敏感に感じられる発見や湧き立つ好奇心、それが旅の醍醐味ですがそれを日常にうつすのが私の理想です。毎日あの時のような光を感じていたい。iroiroの色や素材に体を通すたびに、そんなことを思います。
photo:Yasuko KOSAKA
自然光いっぱいの白い部屋の天井から、小さな小さな毛のかたまり…モフモフたちが降りてくる。20年くらい前に偶然入ったその場所で、不思議な群れに遭遇した。吊るされたモフモフを下からめくって見ると目が付いていて、猫のような小さな生きものだった。すぐになびいて問い合わせしたものの、非売とのこと。欲しかったペットが家に来ない、そんな淋しい気持ちになり家に帰った。
それから10年が経ったある夜、私たちは暗闇で再会する。古い一軒家の急な階段を上がった畳の間に放たれて、月夜に照らされた謎の生きものが目をギラギラさせていた。ゆっくり体を回したり、おうむ返しでお喋りをする子、不気味な音色に合わせて動く子もいる。函の「まわして下さい」という貼り紙に従って、手巻きオルゴールを回すと大きな音とともにモフモフが飛び出したから、驚きのあまり落としてしまった。それは心臓に負担を感じるほどだったが、ショックとともにじわじわ笑みが溢れ出た。痛みが甘く溶けていくような感情、それは何かに似ている。惚れた。あれから更に10年経ったけれど、恋愛のようにまだこの子たちを追いかけている。
photo:Shingo HIKIAMI
紙、セロハンテープ、マジックでつくられた恐竜、生き物たち。パーツごと肉付けして組み立てる、楽君なりのリアルを追求した作品です。今回は特に好きだという中生代の恐竜に焦点をあてましたが、なかには当時珍しかった哺乳類や架空動物も登場します。
色もかたちも何もかも、果たしてどれがリアルでファンタジーなのか?答えのないイメージを再構築して共有するロマン。私はその世界に過去というよりは、遥かなる未来を想うのです。
photo:Shingo HIKIAMI
2024年はこれまでも何度かテーマになった”イギリス”にピントを合わせている。例えばグレーけむるロンドンの雨空を思い出すツイード、ミルクティーのように甘いウェルシュブランケットのカントリーなチェック。ホームスパンの本場であり、スコットランド、アイルランドにも及ぶ伝統的な毛織物の渋さ甘さは永遠に魅力的だ。上杉さんと一緒に苺のイートンメスを食べたのは4月のことだった。名門イートン校の生徒がママの持たせたお菓子を鞄の中でめちゃくちゃ(=メス)にしてしまった、というのがお菓子の由来だそう。あの時にザクザクとスプーンで割りながら食べた赤と白のお菓子はツイード(房付き)に姿を変えた。鮮やかな春が欠片を繋ぎ合わせて、ここに世界は組まれたのだ.
略歴)
上杉浩子 UESUGI Hiroko
旅行や暮らしにまつわる雑誌・書籍の編集/ライターとして活動する傍ら、2006年より東京・清野工房にて清野詳子氏に師事。ホームスパンを学ぶ。2010年恵文社一乗寺店ミニギャラリーにて初個展。以来、場所をKitにうつし、年に一度のペースでホームスパン作品の展示会を行う。
“イギリス”をテーマにして同時に販売いたします。
LO(キャンドル)→●今年もカシミヤ、ヤク、ウール(良質)のニットを販売します。2024年のカラー、新作のほか今年は手編みのニットもたくさん。昭和のニットを思い出すようなデザイン、配色が逆に新しいというこの感覚。メンズに着れるサイズ、巻いたり被るニットもあるからとりあえず来て!
首元にコンパクトに収まるサイズからぐるぐる大判巻きまで、冬らしいボリュームがありながら意外と軽いニットをご用意してお待ちしております。
ある写真展の案内をふと目にして気になった。近づいて見た。写っているのは水辺か空か、写真か絵か、どっちが上で下なのか…これは何だろうか。気付けば熱が入り、青はプール、白はタイル、ピンクは何かのパーツ、多分ここはプールサイドと推理して、翌日にはその写真家に会いに行っていた。ただただ、好きな色の空気だった。
引網さんは大学では美術を専攻し絵を描いていたそうだが、時間をかけて完成に向かう絵画より、瞬間的に投影像を得る写真に惹かれていったという。極力余計なものを写していなくて、それは引き算とも少し違う。人の気配や自然の機微を感じながら捉えた瞬間を、なるべく触らないように、軽やかに圧縮しているように見える。
案内状には、この秋に刊行された『NO STRAY DOT』から、特に好きな二作品を選ばせていただいた。 映画「シザーハンズ」に出てきそうな陽気な家と、自然が織りなすグラデーションが圧倒的に美しい空。人工物と自然。相反するようだが私にとってそこは、とても懐かしくて遠い場所。畏れも憧れも抱きながら手が届かないのは心の中に存在するからだと思う。遠くにある星を眺めているようで実は心の内に近づいていく、誰しもに訪れるそんな普遍的な瞬間を、この作品は保存しようとしているのではないだろうか。